ラスティーハルスルトエルキャルキッドクルスディン

遠い日の歌
只今、文字はキャルの色です。

次は クルス

2006/11/03(金) 20:40:47 キッド
タイトル 決断 今日の気分キッド、ちょっとくらい話し聞けよw/終わり!長い間ゴメン;


そしてスルトとディンが話し始める、その間、俺はぼーっと他の事を考えてた。


いつまで皆と行動するんだろ

俺は本当にここにいていいのか?

ってか、ここって俺が生まれた街にちょっと近いなぁー、早く移動したい

何か眠くなってきた

外が暗いな

もうこんな時間かぁ・・・


そんなどうでもいいような事を延々と考えているとスルトとディンの話はもうすでに終わったらしく、今は別の話に入っているようだった。

「−で、皆どうする?これからも一緒に行動していくか、それとも抜けるか、正直このメンバーの中には何人か、狙われててヤバイやつがいる、だから一緒にいると被害を被る事になるかもしれない、自分は誰にも狙われてない、って身に覚えのないヤツは今のうちに抜けた方が懸命だと思うが?」

スルトの言葉で色んな事が頭を過ぎる。
俺は狙われてるとも狙われていないとも、はっきりとした事はどちらとも言えないな。
もしも自分がこの中の誰かのせいでヤバイ事にまき込まれたとしても別にかまわないし、今まで俺は何の関係もない沢山の人達を自分の不幸に巻き込んできたんだ、それがまき込まれる側の立場に変わったってあまり変化は無いような気がする、それに何よりヤバイ事にも痛い事にも悲しい事にも腹立たしい事にも、惨めな気持ちにも、全部慣れてしまった、これから何が起こったとしても俺は受け止められるだろうと思う。

「キッドはどうする?」

ふいに俺は尋ねられ、ちょっと考えたけど、やっぱり皆と行動したいなって思った、まだ会ったばっかのメンバーだけど皆良い人ばっかだし人数多くて楽しそうだし、まぁ俺のせいで誰かが何かに巻き込まれちゃったらごめんって感じだけど。

「俺は皆と一緒にいたい!」

元気な声でそう言ったら皆暖かい目で迎えてくれた、こんな暗い話し合いをしてるって言うのに、俺は何だか皆の表情で明るい未来が開けていけるんじゃないかって気になってきた。

「じゃあ行こっか!」

話の最後に誰かがそう言って、皆と家の外へ向かった、何だかワクワクしてくる。

家から一歩出て、真っ黒な空を見上げると上弦の月がきれいに輝いてて俺達に笑いかけてるみたいだった。




2006/10/15(日) 18:27:11 キッド
タイトル 話し合い(2) 今日の気分多分続きます

「どうしたの?皆集まって、あ、ラスティー傷はどう?まぁこんな短時間で治るワケないか、で、皆どしたの?」
キャルはラスティーをちらりと見た後、俺たち一人一人と目を合わせた。そんな中、最初に口を開いたのはハルだった。
「ふあぁ〜、おはようございます、あれ、皆さん集まってどしたんですか?」
「あっれぇ!??ハル、戻ってるよ!?何で何で??あの時の怪奇現象は何だったの!??」
「戻ってるって?えぇっ!?怪奇現象???」
この場の雰囲気に似合わないふわふわとした口調で尋ねるハルにクルスは逆に疑問をぶつけた、が、ハルはいまいちクルスの言っている事が分からずまたクルスに問いかけていた。
「その話は後にしてくれる?」
キャルが外見に似合わず冷たい声を発した、話が進まずイライラしたのだろう、それにしてもその不釣合いさに俺は爆笑しかけ、一生懸命両手で口を塞いだ、だがキャルはそれを見逃さずに俺のほうを睨んでいた。
「そ、そうそう、今は話さなきゃならない事があるんだ!」
俺はキャルの意識をそらすために適当に話を元に戻そうとした、だがその時俺は気づかなかった、それがキャルからの俺が笑った事への報復だったと言う事に。
「じゃあキッド、何を今から話し合うのか、説明してくれる?」
彼女は意地悪く微笑んで俺に時限爆弾つきのバトンを回してきた。
「えっ、えぇっ?俺!?」
俺は心底焦った、まさか俺が説明する事になるとは思わなかったからだ。
「おっ、俺なんかよりも、外出してきた人たちの方が状況判断出来てると思うし、何より説明が分かりやすいと思う、な!」
その焦った俺の姿を見てキャルは満足そうにして他の人たちを見回した。
「そう、じゃあまずは、スルトとディンの方は何があったのか話してくれる?」
俺は何とか危機を脱出する事が出来てホッと息をついた。



2006/10/15(日) 18:26:10 キッド
タイトル 話し合い 今日の気分続く


皆無言でキャルを待った、俺は何だかすごく緊張していたし、混乱していた。
今まで、生まれてきてから一度も、俺は俺含め計8人もの人数でここまで深刻な話合いをした事がなかった。
最初にこの皆でリビングで話し会った時は結構軽い気持ちでいたし、別にここまで深刻な話でもなかった気がする、だって、警察に追われたって別に死ぬわけじゃないし、まぁ下手したら死ぬかもしれないけど、皆そこまでバカなまねはしないはず!でも今回は・・・ラスティーが重症だし、ハルは目が覚めないし、スルトとディンも襲われたらしいし、身の危険どころか命の危険を感じる問題のような気がしたんだ、今まで死にそうになった事なんて1度や2度じゃないけど、こんな大勢の人と一緒に命を狙われて、それについて話し合うなんて、俺がいつも通りの軽い発言をしちゃいけない気がするんだ!

まぁー、結局こんな事を俺のちっぽけな脳みそで考えたってどうすればいいかとか、何を言えばいいかなんて答えが出るハズもなく、思考の途中でキャルが部屋に入ってきた。



2006/10/15(日) 17:29:48 キッド
タイトル 召集


3人で手分けして皆探しだしてラスティーとハルが横になっている寝室に呼び出すことにした、まず俺とスルトとディンは探し出す必要はない、ラスティーとハルもここで寝ているから必要ない、キャルはさっき風呂に入ったばかりだからもう少し時間がかかるだろう、とゆう事はエルとクルスだ。
俺はさっきラスティーがエルに向かって言っていた女物の服の置いてある部屋の方向へエルを探しに行ってみた、すると風呂のドアからエルは出てきたから声をかけて引きとめた。
「エル!」
エルは無言で俺の方に視線を合わせじーっと見つめていた。
「えっと、あのな、ちょっと皆で話があるから来てくれないか??」


一瞬間があったがエルは表情を変えずにコクリとうなずいて俺の後について来た。
俺たちは無言で廊下を歩いた、大して広くない家なので寝室まであっとゆう間についた、けど俺とエルが部屋に入った頃にはキャル以外の全員がすでにそろっていた。



2006/09/29(金) 20:09:48 キッド
タイトル お帰りとただいま


玄関の方に向かって歩いていくとやっぱり2人が立っていた。
「お帰りぃーっ、怪我は・・・無さそうだな、よかった!」
俺がそう言うと2人は不思議そうな顔をした。
「怪我人がいるのか?」
「そっか、今帰ってきたばっかだもんな、知るわけないよな。実はラスティーが襲われて重症なんだけど、キャルが一応手当してくれて、まぁ命に別状は無さそう」
「そうなんですか・・・」
「ふーん、まぁアイツ悪運とか強そうだし、大丈夫だろ。それよりお前何か言葉遣いおかしくないか?説明下手なだけか?」
「えっ、そぉか??」
確かに説明とかするのは得意じゃないかもしれない。
「まぁでも一応分かりますわよ」
ディンが苦笑しながら繕ってくれたが一応って何だろう?とゆうかさっきのはフォローになっているのかっ??

「とりあえず、上がってくれ、疲れただろ?座って休んでてくれ、きっとラスティーが紅茶かなんか出してくれるだろ、ってラスティーは怪我してんのか!」
あぁっもう!何か支離滅裂とゆうか一人ツッコミとゆうか何というか!2人も何だか戸惑っているように見える。
「お前も少し休んだ方がいいんじゃないか?」
「・・・・そうかもしれないな」
スルトがイヤミっぽくそう言ったけど、本当に疲れてるのかもしれない、今日は何だか久々に色々あったから。

「でも、休んでる場合じゃないかもしれないな、俺たちは狙われてる」
「そうですわね、なるべく早くここから立ち去った方がよいかもしれませんわ」
2人が真剣な顔つきで話し出す今度は俺が戸惑う番だった。
「どういう事だ?何があったんだ?」
「まぁ色々と、なぁ?」
「つまり、分かりやすく言いますと、ラスティーさんはお怪我をなされたのでしょう?」
・・・ん?怪我・・・・・・・・ってそうゆうことか!何となく分かった気がした、つまり、誰かに狙われてた→怪我をした→まだ狙われてるかもしれない、ってことだよな!?多分!
「その前に皆で話をした方がいいかもしれないな」
「そうですわね」

むむむ、何だか俺の苦手な雰囲気になりそうだ。




2006/02/18(土) 17:49:28 キッド
タイトル 今日の気分スミマセン;



ハルとクルスとラスティーも帰ってきた、怪我人も出てしまったけどとりあえず命に別状は無い様なのでひとまず安心、だけどまだディンとスルトが帰ってきてない。
3人が帰って来たのも遅かったけど、それからだいぶ経ったし、何だかまた不安が過ぎる。

向こうの方でドアが開く音がした、そういえばキャルが風呂に入りに行ったんだっけか。
その後にまたドアが開く音・・・・、きっとエルだ、でもそれと同時に玄関の方からも音が聞こえたような・・・・




2006/01/22(日) 23:02:31 キャル
タイトル ゴー・トウー・バスルーム 今日の気分おわたー!

「……何?」
「いや……血まみれだなと思って。どっか怪我でもしてるのか?」
「え……?」
言われて初めて自分の状態に気づく。
服が赤黒い。腕が赤い、靴に赤の斑点ができている。
「……ひどい?」
エルに尋ねるとこくんとうなづかれた。
治療中についたんだろう。
よくよく考えればラスティーが吐いた血を浴びていた。
……汚いな。
腕にうきあがった鳥肌はきっと寒さのせいだけじゃない。

「あぁ……風呂使うか?」
それに気づいたのかどうかはしらないが、突然気の利いた声がかけられる。
「使う……けど、代えの服ない。昨日売った」
「あー、奥の部屋のダンボールの中に女物の服あるからそこから好きなの着てくれ」
「わかっ……た……」
え?
今何かちょっとおかしいところあったよ。
女物?え?
見たところ独り身のいい年したおっさんの家になんで女物の服が……まさか。
「ラス……まさかお前にそんな趣味があったなんて……」
「違うっ!なんだ、なんでそっちに考える!」
「だって……なぁ」
「うん……いや、別に人それぞれだからアタシは止めないけど」
「だーかーらー、違うんだって!あれは人に頼まれたんだ!町内会のバザーがあるから洋服作ってくれって頼まれたんだって!……っ!」
「……ツッコミ禁止っていったじゃない」
「……とにかく、違うからな。ほら、早くはいってこい。後で元の服は洗濯しといてやるから。あーけど一応服は湯につけといてくれ。その方が血がおちやすいから。風呂場はこの部屋でて右」
「知ってる」

ヒラヒラと手をふって風呂場へと向かう。
すると後ろからエルがついて来た。
「???一緒に入るの?」
「……服とってきてあげる」
「ありがとう」
途中でエルと別れて風呂場へと入る。
バスダブとトイレがわかれてる。珍しい。
ドアをしめてシャワーでお湯をだし、バスダブをうめる。
すると遠くでドアが二つ開く音がきこえた。
一つはエルだろう。するともう一つはなんだろう。
まさかと思い後ろをみる。風呂場のドアは開いていない。よかった。
安心し、私は服をきたままバスダブへとびこんだ。


2006/01/22(日) 23:01:33 キャル
タイトル 復活

「よかったなー!!」
短い距離を駆けて行き、ラスティーに飛びつくキッド。
「ぐはぁっ」
かえるがつぶれたような声をだすラスティー。
何事かと見ると、丁度傷のところにキッドの腕があたっている。
ご愁傷様。


「ハルは……?」
キッドから開放され最初に口にした言葉。
「横見て横」
指示どおりに隣の布団を見て全てがわかったようだ。
「怪我はなかったのか?」
「アンタだけ。ハルはたださっきからグースカ寝てるだけよ。突然気絶するしさ。もうビックリするじゃない。アタシ二人担いできたんだから感謝してよね!」
「そっか、ならよかった。悪かったな」
「うん、悪い。だからケーキ」
「昼に死ぬほど食ったじゃねぇか!!」
と叫ぶやいなや腹を押さえて苦しんでいる。
……バーカ。
けどさすがに可哀想になってきたのでさっきのあの散らかった部屋へ戻って痛み止めをとってくる。
飲み薬だったので帰ってくるついでに洗面所によって、歯磨きの時に使うだろうコップに水と薬をいれてハブラシでまぜる。
「痛てぇっ!」
「はい、これ痛み止め。ってか叫ばないほうがいい。しばらく激しい運動と激しいツッコミ禁止」
「……努力する」
一気にそれを飲み干すラスティー。
ふぅっ、と一息をつき突然まじまじと私の顔をみてきた。


2006/01/22(日) 22:24:15 キャル
タイトル 手際 今日の気分おわらなーい(爆)

瓶の栓をぬき包帯へかける。十分に染み渡ったかを確認。
次に腹の傷、およびその周りの血を他の包帯である程度拭く。
それから先ほどの止血剤つきの包帯をまく。
ここは、結構力がいるからキッドに手伝ってもらった。
もう一度別の包帯でまいてできあがり。
ふぅっと額の汗を手の甲で握ると背後から拍手がわきあがった。
……ちょっといい気分

「手際いいわね。医者?いや、そんなわけないか。こんなに小さな子が医者な訳ないし」
……何それ。ほめてるわけ?貶してるわけ?
あぁ、もうさっきのいい気分が台無し。
「……医者だけど。何か文句ある?何よ、背が小さかったら医者になっちゃいけないわけ?」
「いや、サイズの事を言ってるんじゃなくて年齢の事じゃないのか」
「ううん。どっちも」
………
傍にあった瓶をなげた。避けられた。後ろにいたエルも避けた。壁にあたった。瓶が割れた。
包帯を投げた、避けられた。エルも避けた。壁にはあたらなかった。
椅子を投げようとした、とめられた。
キッドをにらむ。
「椅子投げんのは反則だぜ。喧嘩において家具を投げるってのは一番やっちゃいけないことだ。重いし、当たったら怪我するからな」
訳がわからない。
「瓶の方が痛いと思うけど……じゃぁ何ならいいの?」
「そうだな……あー、食器はどうだ?あれなら投げやすいし、軽い」
「なるほど」
「……やめてくれ」

突然今まで聞こえなかった声が耳に入ってきた。
高くもなく低くもないちょうどいい中間の男声。
もちろんエルがそんな声出すわけない。
ふりかえると重症人がパタパタと手で床をたたいていた。
ハルではなく、金髪のタヌキ顔。
「ラスティー!お前生き返ったのか!」
「いや、死んでない」
もう話せてツッコミができるなんて回復が早い……
それどころか、右手を軸に上半身を起こした。
……なんでそこまでできるの?
あそこまでの怪我じゃ絶対安静。こんな数分で起き上がるのは不可能。普通なら。
……まさか、あの止血剤のせい?
ちらりとエルをみる。
相変わらずの表情で椅子に座ってじっとラスティーを見ていた。
それだけを見ているとただの女の子に見える。
しかし、あの怪我や止血剤。
普段一体何をしているんだろうか、気になる。



2006/01/22(日) 22:08:46 キャル
タイトル 都合のいい 今日の気分終わらなかった!

思わず患者をほっぽりだしてエルへ近づくと、彼女はすっと目を伏せた。
そして何も言わずに白く細い腕を私のほうへと突き出す。
何かを渡すように。
しかし私は手に握っている何かよりも腕にまいた包帯の方へ先に目をやった。
……あれ
「包帯きれいになってる?」
腕よりも白い白い包帯。
おかしい……昼間に私がこの手で巻いたとき、それはすでにエルの血で赤く染まっていたというのに今は白い。
なんで?
どこかで自分で代えてきたのだろうか、それとも誰かに代えて貰ったのだろうか?
「ねぇそれ……」
「……これ。止血剤。」
二の句をつながないうちに手に冷たく、丸い感触。
それが瓶であると気づくのに三秒、エルの言葉を理解するのにまた三秒。
驚き、疑問を口にだすことはできなかった。
それを代用するかのように背後からきこえるキッドの声。
何で持ってんだ?
そう。まさしくそれ。
どうして?今そのタイミングでそれをもっているの?
あまりにも、タイミングがよすぎる。
「もしかして、病院、行って来たとか?」
一番現実的な答えを問うてみる。
「……道端で拾ったの。」
……
はい、ありえない。そんな都合のいいことなんてない。
嘘つくならもっとまともな嘘をつかないと。
まぁ、そんな事に構っているヒマはない
「とにかく、ラスティーをなんとかしないと……」



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