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お久しぶりです、シード本体です。
今回は本編の書き込みではないのですが……。
管理人様およびメンバー様と連絡が取りたいと思っています。
管理人様にこちらのフォームや、以前連絡を取っていたアドレスに何度かメールを送らせていただきましたが、連絡は取れませんでした。
もしかしたらアドレスが無効になっているのかもしれない、とも考え、一時的に本体用日記を借り、リンクを貼らせていただきました。
現在、そちらで色々書かせていただいてますので(ストーリーじゃなく、本体の呟きですが)もしこちらをご覧になっていましたら、一度ご連絡をいただきたいなぁと思います。
(こちらのメールフォームをご利用ください)
向こうの日記でも呼びかけたのですが、こちらにも書いた方が良いかもと思ったので…。
しばらく、この記事は残しておくつもりですので、よろしくお願いいたします。 |
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仲間達を探して、砂浜を歩き続けていたライザ、リセット、ハヤテの三人は、初めこそ言葉を交わしていたものの、時間が経つにつれて疲労感からか、次第に口を閉ざしていった。
ただ黙々と歩みを進める中、頭にあるのは仲間が無事であって欲しいという祈り。そして同時に考えてしまう、最悪の事態。
「…二人とも、一度休まないか?」
しばらく考えた末、リセットは共に歩く二人にそう声をかけた。彼自身、このまま黙って歩き続けていては、思考がどんどん悪い方向へ向かってしまいそうだったのだ。
リセットの言葉に、俯きがちだった視線を上げて足を止めたライザは、額に浮かんだ汗を手の甲で拭いながら、一度前方へ視線を向けた。だがその後、微かな笑みを浮かべてリセットの方へ向き直ると「そうだね」と答えを返す。
「確かに少し……疲れたね。ここじゃ何だし…落ち着ける場所に移動しようか」
そう言って、太陽の光を遮れる日陰へ移動すると、彼らは思い思いの場所へ座り込んだ。
ハヤテはというと、特に声を発するでもなく、黙って二人の後についていくと最後に腰を下ろした。異論はないということなのだろうが、いつもは元気な彼が極端に落ち込んでいる様は明らかで、リセットは小さく息を吐き出す。
彼らの傍にいたジェダ海賊団の船員は、体力が思うように回復していなかった事と、万が一、他の誰かが来る時の事を考えてあの場所に留まってもらっていた。だから、三人もある程度で探索を打ち切り、あの場所へ戻らなければならないのだが……。
「………ここは、どこかの島…なんだよね。人は住んでいないのかな」
ぽつり、と溢したライザが答えを求めているのかはわからない。その視線は、遠く沖合いの方を見つめていて、その表情からは彼が何を考えているのか、容易には読み取ることが出来なかったからだ。
「どうだろうな。この島が、どれくらいの大きさだかわからないから、人が生活している可能性もないとは言えない。俺達が歩いて来たのは、ほんの僅かな距離だからな」
ライザの言葉に応えるように言いながら、リセットは辺りを見渡した。もしその可能性が高ければ、どこかに人のいた形跡が残ってもいいのだが――。だがそのことは口に出さず、リセットは何かを思案するように己の手の平をじっと見つめた。 |
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「………少し離れた場所に、何人かいるな。忍の娘と……」
「ミコト、無事なんだ!」
リーガルの言葉を遮って声を上げたミーナは、ハッと気付いたようにシードを睨みつけた。
「何で言ってくれなかったのよ!」
「……いや、何となく言いそびれてただけで…痛ッ!」
「もー!これだからシードはー!みんなのこと心配してるってわかるでしょ、普通!」
バシバシと肩を叩くミーナに顔をしかめながらも、今回は自分に非があることは否めない気がして、シードはしばらく抵抗をせずされるがままになっていた。
結局、ちゃんと介抱した方が良いだろうと言うことで、目覚めないレインをシードが背負って、ミコト達の元へ合流することになった。
一番に駆け出して行きたそうなミーナだったが、ここまで走った疲れがまだあるようで、大人しくシードの横へついて歩いている。
時折、心配そうな眼差しをシードに背負われたレインに向けて。
「レイン、早く目を覚ますと良いね」
「そうだな」
ミーナが口にするのは、同じことばかりだったがそれでも、レインを心配する気持ちは十分に伝わってきていたから、さすがのシードのそれを無下にすることもなく。
二人の後ろを静かについていっていたリーガルは、そんな二人のやり取りにふと口元を緩めた。
やがて、カーブのところまで来た彼らは、そこで一旦立ち止まった。
といっても、足を止めたシードに気付いて、ミーナが数歩先で立ち止まって振り返った、というのが正しいのだが。
「どうしたの?」
「向こうの木陰にいるはずだ」
シードの言葉にハッとした表情で、視線を前に戻したミーナはじっと目を凝らして言われた辺りの場所を見つめる。
そうしてしばらくした後、その表情がパッと明るくなった。
「ほんとだ、いた!ねえ、リーガル見て!」
はしゃいだ様子のミーナは、待ちきれないと言った様子で遠くに見えた人影に向かって「おーいっ!!」とぶんぶん大きく手を振った。 |
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| タイトル |
互いの無事を確認して |
今日の気分 | continue |
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軽く頬を叩いてみたりはしたのだが、微かな反応をするものの、レインは目を覚まさない。
目が覚めるまで待つか、それとも先にミコトたちの元へ連れて行くかを思案したその時だった。
「―――……ド、シードっ!!」
ふと、遠くから声が聞こえた。
波の音に紛れていたため、最初は気のせいかとも思ったが、それでも気になってシードが顔を上げると――
伸びた砂浜のずっと向こうに、小さな影が見えた。
その影は、少しずつ――けれど確実に、シードたちのところへ近付いてくる。
「シードーー!おーーいっ!」
徐々に近付いてくる影と声。ある一定の距離まで近付いたところで、その正体に気付いたシードは、驚きに目を丸くした後、思わず苦笑を浮かべた。
「もぉ……呼んでるんだから、ちゃんと応えてよぉ……」
やがて、シードの目の前で足を止めたその人物――ミーナは、開口一番にそう言ったのだった。
大きく肩で息をしながら、咎めるような視線を向けてくるミーナに「近付いてくる方が早そうだったからな」と答えて、その傍らにちょこんと座ったリーガルに目を向ける。
「さすが、悪運が強いな」
「お前に言われたかねぇよ」
リーガルの言葉に眉根を寄せたシードは、両手を膝について身を屈めて来たミーナをちらりと見やった。
ミーナは、シードの腕の中にいるレインを心配そうに見つめていて。
「ね、…レイン、大丈夫なの?」
「あー…多分、な」
曖昧なシードの答えに、軽く睨むような目をしたミーナへ、探索中に見つけたばかりなんだと言い訳交じりに答えれば、彼女は小さく眉を寄せて「そっか…」と呟いた。
「あたし達もね、みんなを捜して砂浜を歩いてて……ひと休みしてたら、急にリーガルが走り出すから、それを追いかけてきたらシードがいたんだ」
「潮の匂いが強いが、長く行動を共にしたお前達の匂いくらいは嗅ぎ取れる。…互いに移動して距離が近付いたせいもあるのだろう」
言葉の途中で目を輝かせたミーナに気付き、リーガルは過度な期待を抱かぬよう言い聞かせるかのように、後半の言葉を紡いだ。
それを聞いて、ミーナが残念そうに肩を落とす。
「…そっか。でも、距離が縮まればリーガルにはわかるんだよね」
「そうだ」
そう言って鼻を引くつかせたリーガルは、何かに気付いたように頭をもたげ―――何か言いたげな視線をシードに向けた。 |
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jamのフォームからメールを送らせていただきました。
ご確認宜しくお願いいたします。 |
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今晩は。
投稿しようと思った文章が全て消えてしまった今、ショックを隠せないTBP管理人です。
しかしせめて挨拶だけでも。
今年もあまり更新できず、申し訳ありませんでした。
そしておそらく来年もこの調子だと思うのでご了承を^^;
シードさん。
今年もまた沢山の迷惑を掛けてしまって申し訳ありません。
そしてありがとうございます!
いつも助けて頂いて、本当に嬉しいです。
これからも見捨てずにいて頂けたら、自分はこの上なく幸せであります。
≪少し事務的?なこと その1≫
覚えていらしたらの話なのですが、ミーナのお話〜ジン(人買い云々)のお話まではカットして話を進めて行こうと思っています。
詰め込みすぎても書けないと思いまして;
≪少し事務的?なこと その2≫
BBSなのですが、アダルト系の書込みで埋め尽くされてしまったので削除致しました。
不便かと思いますが、あまり需要もないと思うので今後もBBSは復帰させないつもりでいます。
こんなわたしでありますが、どうか来年もひとつよしなに…^^
2006.12.31 |
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シードの背が小さくなり、やがて視界から見えなくなった。
それでも、彼の向かった先を見つめるリヴを横目に、ミコトは気づかれないよう小さく嘆息した。
運が良かった、と言うべきなのだろうか。
渦潮に飲まれて助かっただけでも…そう考えて、思い浮かぶのは他の者たちの安否だった。
無事でいて欲しい。
ここまで共に旅をしてきた仲間たち。知り合ったばかりだけれど、気の良い海賊たち。
そして――
考えに浸っていたミコトは、耳に届いた微かな音にハッと顔をあげた。
表情を僅かに強張らせ、振り向く。
波の音に紛れていたが、確かに聞こえたそれは、人為的なもの。
「…ミコトさん?」
ミコトの様子に気がついたのか、リヴが怪訝そうに問い掛けてくる。
それを片手で制し、ミコトはじっと薄く影の落ちた木々の向こうを見据えた。
先程まで背にしていたその場所は、風が吹くたびにざわりと緑が音を立てて――
カサ、と再び音が聞こえた。先程よりもはっきりと。
同時に木々の間に繁る草むらが揺れて。
隣のリヴが緊張したのがわかった。それでも、ミコトは視線を外さない。
いつでも、懐のくないを投げられるよう、身構えて―――
次の瞬間、一際大きく聞こえた草を掻き分ける音に、ミコトはくないを手に取った。
そのまま流れるようにして腕を振るい、くないを投げて―――ハッと目を見開く。
「あぶな…」
最後まで言う前に、それに気づいたらしい視線がミコトたちの方を向いて。
声にならない悲鳴を上げながら、仰け反ったその鼻先ぎりぎりを、掠めて飛んだくないが、鈍い音を立ててその先にあった木に突き刺さった。
思わず、息を吐くミコト。
隣でそれを見ていたリヴも、肩から力を抜く。
「……な、な、な…何するんだよ!」
安心したような二人とは裏腹に、くないの餌食になるところだったその人物――リューイは、その恐怖からか僅かに涙目になりながら、眉をしかめてミコトたちに訴えた。
その後ろからひょっこり顔を出したのは、同じ顔――低い位置で長いプラチナブロンドを結ったサーシャで、ミコトとリヴの姿を捉えた途端、その表情が輝く。
「あ、ミコトにリヴ!よかったあ、無事だったのね」
「危うく僕が殺されるとこだったけどね…」
弟の呟きを完全に聞き流して、サーシャは草むらから出るとミコトとリヴの方へ近付いていった。 |
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「…そんなに、肩落とさないで」
「ああ、きっと皆見つかるさ。俺達だって助かったんだ」
静かな浜辺に聞こえるのは、波の音と砂を踏む音。
そして啜り泣き。
並んで歩いていたライザとリセットは後ろを振り向いて、その肩を叩いた。
「大丈夫だから、さ」「大丈夫だから、な」
「うう…ライザ殿、リセット殿ぉ〜」
波打ち際に倒れていた者達は奇跡的に皆息を吹き返した。
二人がハヤテに駆け寄った時、彼も水を大量に飲んでおり危ない様子であったが、応急の処置のおかげか大分回復したようだった。
そして今、彼等は残りの仲間を捜すべく砂浜を歩いているのであった。
「じょ、女性陣がこの中に一人もいないと言うのが、ふ、不安なのでござる…ううッ」
ハヤテがそう言って既に赤く腫らした目を擦った。
確かに彼の不安はライザとリセットも感じていることだった。
パーティの中で三人も固まって助かったと言うのは――しかも幾人もの船員も――奇跡的であり、喜ぶべきところではある。
しかし逆に考えれば、他に助かった仲間が自分の周りに誰もいない状況になっているかもしれない。
この島が一体どんな島なのか分からない。
危険な魔物がもしかしたら棲む島なのかもしれない。
そんな時、一人で――特に女一人で行動するというのは非常に危険である。
ハヤテの言葉にライザとリセットは互いに顔を見合わせて頷いた。
――早く、仲間を捜そう。
その目はそう語っていた。 |
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ミコトとリヴの元を離れ、一人歩き出したシードは歩きながら改めて周囲を見渡した。
日陰を出た途端、照りつける太陽の眩しさに目を細める。
海は、渦潮に船が飲まれたなどと俄かには信じられないほど、ひどく穏やかだ。
(この島に流れ着いたのは、潮の関係か何かか?だとしたら、俺たち以外にも流れ着いてる奴がいるかもしれない)
シードは、海のことには詳しくない。
そう考えるのは、根拠があってのことではなく、そうであってほしいという希望的観測からだ。
つい昨日まで、元気な姿を見せていた彼らを思い出し、小さく眉根を寄せる。
「…っ、と」
考えながら歩いていたせいで、シードは何かに躓いて僅かによろけた。
足元を見ると、そこには船の残骸だろうか、砕けた木片が砂に埋まっている。
これがジェダの船のものか、それとも他の船のものかはわからない。
小さく息を吐くと、シードはそれを避けながら再び歩き出した。
休んでいた木陰から見えたカーブのところまで歩いて来たシードは、一旦そこで立ち止まって後ろを振り返った。
遠くに、人影が二つ見えた――ミコトとリヴだろう。
その表情まで伺うことは叶わないが、別段変わった様子はない。
それを確認してから、シードは前方へ視線を戻す。
その先には変わり映えのない、砂浜が続いていて、シードはうんざりしたように嘆息すると再びゆっくりと歩みを進めた。
それからしばらく歩いていくと、ふと視界の端に違和感があった。
眩しさに耐えて、目を凝らしてみる。
静かに砂浜に寄せる波。その合間に、何かが見え――
「!」
それが人だと遅れて認識したシードは、慌ててその影に向かって走り出した。
砂に足がもつれ、上手く走れない。
それでも何とか近づいていくと、それの正体がはっきりとしてきた。
砂と同じような色の髪をしていて、すぐには見分けられなかったその影は―――
「おい、しっかりしろ!」
うつ伏せに倒れたそれは、レインだった。
気を失っているようで、シードの呼びかけにびくともしない。
傍らにひざをつき、抱き起こすと微かに胸が上下しているのがわかって、シードはほうっと安堵の溜息をついた。 |
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「みんなは…無事かなぁ」
がっくりと肩を落としながら、ミーナは浜辺を歩いていた。
美しく温かな海を眺めているうちに彼女は仲間のことを思い、その声が震える。
「そこまで案ずることはない」
彼女の傍らを歩くそんな言葉に、ミーナは未だ拭えぬ不安を抱えるも頷いた。
ミーナが助かったのは、ひとえにこのリーガルのおかげだった。
水の中で気を失っていた彼女を、泳いで助けたのだった。
彼曰く他に数人の船員も見かけたらしいが、助からなかったという。
その言葉にミーナは落ち込んだが、だからこそ今生きていることに精一杯感謝した。
そして他に自分と同じように助かった者達を信じて、歩いていた。
「綺麗な海だね」
何とはなしに、歩きながらミーナが言う。
「あたしの生まれたところも、こんな島だったんだよ」
「南の生まれか。それにしては肌が白いな」
「んー、そうかな?」
笑ってミーナは大きく息を吸い込んだ。そして大きく吐き、リーガルの傍らに腰を下ろす。
「ちょっとだけ、休憩」
あまり体力の回復していない中で随分と歩いてきたのだ。
リーガルもそれに頷いてその場に伏せた。 |
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