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8月1日(金)
曇り→晴れ
8月に入りました。
夏、本番!
連日の猛暑。明らかに本気モードです!
夏の野郎、明らかに殺る気です!
日中は何もしてなくたって、それだけで体力ゲージが減っていきます。
夜中だって同じです。
……熱帯夜!
暑くて眠れない!
……と、文句ばかり垂れていたわらくしですが、最近じゃちょっと熱帯夜が改善されてきました。
どんな風に改善されたかというと、まぁ話せば長くなりますが。
先日のこと。
いつものように寝苦しい夜を過ごしておりましたところ、意外な人物が屋上に上がってきました。
誰かと言うと、何を隠そう、守山会長だ!
もう12時を回ってるってのに、なんで学校に――屋上に来るのよ、って話ですが、此処に用があったわけじゃなく、屋上へは単にわらくしを呼びに来たようで、本来の目的地は別の場所にあったのです。
「暑くて眠れない」
「ライカ(わらくしは守山さんには、こう呼ばれてる)も暑いと思って、呼びにきた」
守山会長は煙草を吸い終わった後、そんな言うと、おいで、と。
ま、正直暑さでうだっていたので付いて行くかどうか迷いました。
でも、まぁ、守山さんなら心配ないか、と付いて行った先は、なんと学校のプール。
……まさか……と思う間もなく、守山さんに抱っこされると、そのままフェンスオーバーでプールへと投げ込まれた。
で、本人もガシガシとフェンスをよじ登ってプールに侵入すると、そのままドボン。
(あの人、クール&ドライな癖に、こういうところは非常にアグレッシブだ!)
ねーさん、何か嫌なことでもあったのかよ( ̄-  ̄;)
ま、でも、水遊びは嫌いじゃありません☆
あいにく、泳ぎと言えば、わらくしは犬かきくらいしかできませんが……。
で、二人で競争したり、海月ごっこをしたり。
……今までに2回、そんなことがありました。
プールで遊んだ日は、身体もクールダウンできるし適度に疲れるってことで快眠できるんです。
もう毎日来てくれても良いくらい。
さすがにそういうわけにはいかないんでしょうけど。
そして本日これから、また守山会長と待ち合わせです!
今日は、ただ単純に遊ぶだけじゃなく会長が「平泳ぎ」を教えてくれるらしい。
身体構造的にできるのかよ、という突っ込みもそこそこ、何事もチャレンジなので、とりあえず教わってみます! |
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7月22日(火)
世は夏休みでございます。
と言っても、わらくしには全く関係ない話ですし、屋上に出入りしているメンバーについても、部活や委員会の絡みで学校に来ているので、こちらに関しても長期休暇のありがたさ半減……と言ったところです。
そんなわけですが、具体的に皆が何しに学校に来てるかは不明です♪
守山さんは生徒会の他に所属してる部活(初めて知った)である天文学部の活動にきている。
古里さんも吹奏楽部の部長として……。
この二人は良い。
問題は残りの連中です。
愛子なんか学校休みなのに朝からいつものように校門前に立って朝練にくる学生をどやしてる始末……。
暇……なのか!?
ねぇ、暇なのか!?
もっと、したいこととかないのか?
海に行ったり、ボーイフレンドと遊びに行ったり、ボーイフレンドを見つけに行ったり、宿題したり……。
中村くんにしても、毎日ベースを担いで学校に来るけど、実際にバンド演奏が聞こえてくるかというと、そうでもない。
視聴覚室で練習してるのか、それともヘッドフォン??
だったら自宅でいいやんかー、って話だ。
まぁ、別に用がなければ来るなってわけじゃありません☆
鬼塚さんも何しに来てるかわからないけど、彼女だったら大歓迎です♪用があったって、例えなくたって……。
もういっそ、屋上に住んじゃえよ、と言ってあげたい!
YOU、住んじゃいなよ、屋上!!
みたいな!
みたいな!!!
寂しい思いはさせません!
健やかなるときも、病めるときも、食うときも寝るときも、「今度一緒に遊ぼう」って言ってたわりに全然誘われないなって落ち込むときも、わらくしがバホバホとじゃれついてあげます!!
屋上を二人のユートピアにしよう!!
他連中、全員締め出して!!
……め…名案です。 |
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あー……腹減った……
けど、ここは屋上。
見渡す限り兄貴と二人(?)きり。
兄貴が
「腹減ってるだろ?これ食えよ」
と何かを差し出してくれるわけもなく。
あー…腹減った……。
肉食いてぇ。
そういえば犬って食えるんじゃなかったっけ?
赤犬がうまいとかうまいとかうまいとか。
兄貴は見事に赤いっぽいけど、もしかして赤犬?
つか、赤犬ってどんな犬なんだ?
兄貴は食えるのか??
オレの物欲しげな視線に気づいたのか、
兄貴がそっと赤い巾着を差し出してきた。
あ、もしかしてドラ○もん的な魔法のポケットで、中から肉がでてくるとか?
とか期待しつつ、巾着に手を突っ込んでみたが、もちろんそんなはずもなく、
ごめん兄貴、これ食えない。
あー…一瞬でも食い物を期待すると、余計に腹が減るなー…。
あー…肉食いたい。
肉肉肉肉犬肉肉犬肉犬犬犬…
あー…犬食いたい。
けど、ここで兄貴を食ったらなくなっちゃうしなぁ。
次に肉(犬)を食う楽しみが。
諦めたらそこで試合終了だよ!的な感じで、
ここで食ったら、「いつか食べてやるぜ!」っていう夢が終わっちまう。
……食べてもなくならない兄貴とかにグレードアップしねぇかな…。 |
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7月15日(火)
晴れ→晴れ→晴れ(泣)
もう梅雨は明けたのでしょうか?
雨が全然降りません。もう少し晴れと雨のバランスを考えてほしいもんです。
でないと本気で死んじまいます。
「雨の日と晴れの日は比較的おとなしいんだなぁ」
なんて古里さんは言って、わらくしがグッタリしてるのを良いことに散々ホッペをグリグリしてきました。
もー反撃する気もおきません。
顔を上げるのも億劫なんです。
そのうち、
「毛が長いと大変だよね……刈ってあげようか?」
とか何とか。
何でも腕前は確かで、小学生の頃から弟の散髪はもっぱら彼女の役目だったらしく、毎回芸術的なスタイルに仕上げてたとか……。
その独創性は周囲の目にも明らかで、皆は弟の頭を見るたびに、
「ダリだ」
と、奇才の再来に驚いたとか何とか。
す……すげぇ!!
是非お願いしたい!
実は、わらくしも口では、軽薄だ、だの、頭が悪そうだ、だの言ってきましたが、本当の所、ちょっとやってみたいと思ってたんです。
ソフトモヒカンとか。
ウルフカットとか!
色もちょっと入れてみたり!
もしくはルカみたいなブロンド☆
やりてぇ!
モテモテです。
わらくし、モテモテが良いです。なりたいです。
追記
毛抜けの季節です。
フワっと抜けた毛が、人より少し湿ったわらくしの鼻にくっつきます。
え…えっきしゅっっ! |
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「塩野くん、ぼくも協力するから、君の夏休みが無くならないように、中1の問題集から解きなおそう?」
仲西先生のひとことで始まった、英語特別講習@夕暮れの職員室。
右手側に採点者中西先生、左手側に正しい発音用でブラウネル先生、机をはさんで正面側には自称『根性注入用』の知念先生。
「何これ!禁断の学園BL四角関係?!気弱受にハーフ美少年に筋肉質教師にイギリス紳士?萌え要素満載じゃない、まったく、やーねもう!」
と早口で何かを言いながら通り過ぎたのは秋葉先生。
かと思えば、扉から教頭先生が、「これ似合うかね?」と下がぼろジーパン、上が清潔感ある白のタンクトップに皮ジャンで登場。
「いやぁー俺の見立ては間違いなかったな、クールっすよ、教頭先生!それでバイク免許取ればおかみさんもイチコロ!」
「これがアメリカンスタイルだよな、塩野!ハーフのお前ならわかるだろ?」と小文字zを20回書き終えた僕に話を振ってくる。ちなみに僕はイタリア人のハーフだ。パトリックはといえば彼の間違いに「模範的なアメリカ国民」として立腹し、スティンガーの照準をロックしようとしている。
「キョウトーセンセ、19セイキUSAソノモノデスネ、ワタシガホショウシマス」
とブラウネル先生が言うが、それはおそらくカウボーイのことだし、しかも彼はUK出身のはずで、それにパットはまた憤慨して応援を呼ぼうとしている。
「そうか!実はAT大型二輪がとれそうなんだ!」
「おおー」と職員室中がどよめく。誰か突っ込まないのだろうか、ビックスクーターでそれは、ださい。
パットは戦闘許可を大統領に要請している。
そんな喧騒の中でも淡々と採点をしていた中西先生に伝える。
「先生、友人が『黙れ』と言って、今にも銃を乱射しそうです」
第2会議室に教科書一式を持って移動した後も仲西先生は始終「まさか温厚な君をそんなに怒らせるなんて」と謝り続け「僕じゃなくて友人が、です」と言っても、「いいんだよ、君が怒るのも当然だよ」と耳を貸してくれなかった。
追記:
屋上に行ったら、真ん中の方に赤頭巾がひとつ落ちていた。
「dog――お前、まさか赤頭巾ちゃんを食べてしまったのか?!」
下校時刻が迫っていたので現場検証は翌日にして、誰も立ち入れないように屋上の出入り口を黄色いテープで七重張りくらいにして封鎖してきた。 |
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いい加減、梅雨明けねーかな。
…と、今日ももっさりした後ろ髪を見て思うわけ。
ああもう、こんなこと考えてないで、再来週の夏休みのことでも考えようかな。
夏休みは、被服部のみんなで合宿予定なのよね。
なんでも、全国高校生被服コンクールに出品する大作を、3泊4日の合宿で作ろうってことみたい。
今年のテーマは「等身大トトロ」。
…うん、中に詰める綿を買うだけでも結構なことになると思うんだけど。
先輩達乗り気だかんなー、やるしかねーわ。
けどけど、嬉しいこともあったのよね。
被服部に入部してはや3ヶ月…あたしの腕もちょっとは上がったみたいなの!
なんたって、あんなに苦手だった返し縫ができるようになったんだもん!
先輩にも、
「玉結びもできなかった鬼塚が…成長したわね!」
てほめられちゃったし☆
あたしもやればできるんじゃん(*^▽^*)
あまりに嬉しかったから、たまに、余り布で作ったきんちゃくあげちゃった☆
ほら、かぶるとカワイイじゃん、たま!
やっぱ赤がよく似合うわー。
…ん?
布の形がいびつすぎるんじゃね? てか?
「似合ってんだから、とるんじゃねーぞ、たま☆(やまとなでしこスマイル)」
…うん、嬉しそう嬉しそう。
「けどねーたま…あたし、最近やばいのよ。ここに来るとね…ほら、なんとなく臭うじゃない?」
たまを見つけてから3日に1度はここ来てるけど…
臭いのよ。
臭うのよ。
ヤツが…あの恐ろしい誘惑があたしを追いかけてくるのよ!
「ああ…ニコレット欲しい」
…ん? なに、たま、嬉しそうな顔して。
ニコレットって…なにか美味しいものと勘違いしてない? |
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テストやら模試やらで、忙しい最近。
・・・泣いてもいいですか、本気で。
「ストライキでも起こしたいわけよ」
分かる?と隣に座るわんこをがしがしと撫でる。
どこにいても忙しい最近は、なんだかやる気を無くす。
でも、本気で投げ出したら部活がまずいかなあ。
最後のコンクールだし、一応部長だし。
情けない最後ってのもなんかヤだし。
ためいきを零せば、わんこが擦り寄ってくる。
なんか、慰められているようで惨めー。
ってか、暑いからやめて欲しい。
本気で
考える事が多すぎて食べられなかったお昼のパンをわけてあげれば、もうそっちに夢中だし。
単純でうらやましいことだ。
何もしなかったら、健太だって困るだろうなあ。
あいつも毎日大変そうだし。
・・・そういえば、告白されたって言ってなかったか?
健太レギュラーになってから、やけにモテだしたんだよなあ。
世の中は、やっぱり単純だってことだな!
「私も単純にいきたいよ」
聞いてる?と犬の耳を軽く引っ張れば、抗議の視線らしきものが向けられる。
まあ、八つ当たりも可愛そうか。
・・・それよりも、見つかる前にまた移動するかな。
そろそろ授業も終わるし |
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今日は、保健室の秋葉女史に突撃しました。
保健室と言えば登校不良児と弱者の溜まり場です。
心に闇を抱える不良たちも、もしかしたら保健室の先生には悩みを打ち明けている……という可能性も捨てきれないためです。
ワタシの要請に答え、彼──目下もっとも校則を激しく破っている類の生徒の一人である、塩野とやらの素性をお聞かせ願いたいと要請しました。
それまで秋葉女史は妙なプラスチックの人形を触っていましたが、しばらく考え込んだのちに、重い口調でこう答えたのです。
「塩野くんの髪は、その、一種の病気なのよ……」
……なんということ!
その後、秋葉先生は、彼にまつわる悲しい出来事を語ってくださいました……。
彼の幼少期の暗黒のトラウマ(とても口には言えないことだと秋葉先生が目に涙しておられたので、ワタシももらい泣きをし、包帯を一巻無駄にしてしまいました!不覚!)が、彼の髪を一晩であのような薄汚れた色に変えてしまっただなんて!!!
後ろでぼんやりと立っている保健委員は、そのすさまじい悲劇に何ら感銘を覚えていないようで、アホのような顔をして秋葉女史を眺めていました。
感受性に乏しい輩はこれだから困ります……!
秋葉女史はにやにやと笑って「米田さんに分かってもらえてしかも単純でとーっても嬉しいわ」とおっしゃいました。
ワタシの理解力を持ってすればそんなものはお茶漬けさかさかです。
ワタシは決めました。
弱者には心からの施しを! すすんで塩野先輩に手をさしのべるのです!
そうすればいつか彼の心の傷が癒えることもありましょう……!
そしてまた一つ、ワタシはこの数カ月間で学んだのです。
鉄則!
「一見怪しくなさそうな奴も実は怪しい」!
前例がすでにこの学校にいるのです。怪しい輩は一人いたら十匹…じゃない、十人いると思うべきです。そういった輩は意外と身近に潜んでいるものだと、ワタシは今回の件で確信しました。
そして、一年生の中でも模範的な生徒である鬼塚さんにも、不良に気をつけるよう、そしてパトロールに協力していただけるよう要請してきたところです。
鬼塚さんは「うん……私ができることなら…むしろできるんなら」と控えめに微笑んでくださいました。
やはり模範的な高校生とはこうあるべきですね! ワタシも精進します! |
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7/8(火)
カンカンでり
猛暑が続いております。
今日もカンカンでりでした。
ちょっと洒落た言い回しをするなら「KAN-KAN-DERI」ってやつです。
ちなみに「DERI」であって、「DELI」ではありません。
それにしても、こう連日猛暑が続くと屋上住いのワラクシとしては参ってしまいます。
舌出してハァハァする自前体温調整も、そろそろ限界です。
クーラーとか付けてくれないんでしょうか?
そういう予定って直近であったりしませんかね……。
是非、守山会長には検討していただきたいっ!
クールで、ホットな夏を満喫したいのです!
(いやいや、ホットは拙いだろう)
こう……「ドライ」と「冷房」の違いについて意味もなく考えたり、リモコンをポチポチしながら、これ、なんか違いってあるの? みたいなことをしたいんです。
こう……点けると寒いんだけど、消すと暑いみたいな付いては離れる微妙な恋心みたいな夏が欲しいんです。
いりませんか?
そーですか。
ワラクシも、そー思います←!?
それはそうと、今日の放課後、守山会長と愛子が二人揃い踏みで屋上に来た。
いつものように愛子が鼻息を荒くして、守山会長に突っかかっているように見えましたが、どうやらその原因は今年の1年生のようです。
「守山会長! やっぱりアイツは退学にすべきです!」
愛子は屋上に入ってくるなり、随分と物騒な発言。
退学……、停学のステップを踏まずにいきなり追放かい。相変わらず血気盛んなことで。
などと思っていると、守山会長が、
「何も問題行動を起してないのに退学にはできないでしょう」
冤罪か!?
「そもそも退学処分を下す権限は、生徒会にはないし」
と、こちらは、いつもながら受け流しモード。
「校則違反がなくても、あの吉田の弟というだけで十分です!」
ん?
……吉田くん?
はて、この響き。
この、聞いただけで不穏を予感させる響きは???
あ。
吉田元生徒会長か☆
どうやら彼には弟が居たらしい!
その吉田ジュニアが、今年の1年生として入学していたとは!
吉田元会長を憎む愛子は、ジュニアくんを追放しようと守山さんにワーワーいってましたが、当の守山さんは、彼女の顔を笑ってソッと一言。
「彼は優秀だと思う。完璧過ぎて、少し不自然なくらい」
………激動の予感!!!! |
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| タイトル |
なんか校内に秘密基地とかつくってそう |
今日の気分 | 合言葉は「米」「愛」で。 |
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最近、放課後といえば屋上にいるか保健室にいる気がする。
それでいいのかオレの青春!!
もっとこう…ほらっ
筋肉とか筋肉とか筋肉とかそういう肉肉しい感じが
青春17歳には相応しいんじゃないのか!?
とクラスメイトの山田に語ったところ
「やっぱ恋だろ」
と返された。その後
「こないだカナがさ〜…」
とかいつもの彼女話を長々聞かされそうだったんで、
愚痴はこのへんで切り上げて、保健室当番に向かうオレだった。
オ…オレだって、恋バナの一つや二つあるんだからな…っ
なっ兄貴!!
で、今日の保健室の来客は、一年生生徒会会計の"日本人形"こと、
……あれ?本名なんだっけ?米…とか愛…とかそんな感じの…。
あー…愛って言えばこないだ知念先生のTシャツ、
「IvMEN」のNが消えて「IvME」になってたっけ…。
じゃなくて、米…愛…「Iv米」ってするとアメリカ好きっぽいと思わねー?
「これは陰謀です!!」
いけね、患者を放置しちまった。
「えーと…具合悪いのかな?あ、違うか膝か」
見ると彼女の膝に擦りむいたあとがある。
「消毒するよー」
「まったくあんなところに罠を張り巡らせておくなんて…
今後は見回り時に罠の撤去にも力を入れなければいけませんね…
はっ罠の解除なら犬の鼻が役に立つのではないですか…」
彼女は消毒中プリプリと憤りながらなにやらぶつぶつ言っていた。
「はい、おしまい」
「ご苦労様です!」
消毒が終わると、ビシッと敬礼をして肩を怒らせて米愛は出て行った。
あ…名前記帳してもらうの忘れた…。 |
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